理念・方針
理事長からのメッセージ

社会福祉法人藤照会 理事長
金子 典代
親ならだれもが、自分の子どもには、明るく元気に、愛情深く聡明に、感性豊かに、個性を大切に育って欲しいと願うでしょう。
リトル保育園では、家庭的で穏やかな環境の中で「食育・体育・知育」を軸にした、自由で柔軟な保育活動を通じて子どもたちの五感を刺激し、豊かな感性と、基盤となる価値観、そして正邪の判断力と生きる力を育んでいきます。
子どもは、身近な人の真似をして育ちます。また、まわりの人からの愛を感じて子どもの心は安定し、穏やかに育っていきます。保護者やまわりの人が鏡となって映し出されますので、取り巻く環境が子どもたちの成長に及ぼす影響ははかり知れません。特に乳幼児期は、まわりの環境によって五感が刺激され、知識を柔軟に吸収するため、人間の人格形成や諸能力の発達において、最も重要な時期と考えております。
このような手を抜くことのできない時期にお子さまをお預かりする保育園は、いうなれば、第二の育ての親として保護者の皆さまと一緒に子どもを育てるわけですから、責任は重大です。
リトル保育園では、役割や役職を超え、職員一人ひとりがその責任の重さを胸に刻み、思いやりの心をもって子どもたちに愛情を注ぎ、真剣に保育に取り組んでおりますので、どうぞ安心してお任せください。
リトル学園について
1968年、埼玉県大宮にリトル保育園が誕生しました。
以来、さいたま市を中心に地域密着の保育園運営を続けてきたことで、親子二代、三代とお子様を預けられる方も少なくありません。
現在では、認可保育園・さいたま市認定ナーサリールーム・学童ルームなど、埼玉県内で複数の施設を運営しています。
リトル学園のナーサリールームは、さいたま市においてナーサリールームの第一号認定を受けました。
自由な発想から生まれる充実した保育は、保護者の皆さまにもご好評をいただいています。

基本理念
「食育・体育・知育」を軸にした人間形成の基礎作り
保育・教育目標
衛生的で明るい環境の中で
① 挨拶のできる子
② 「ハイ」という返事のできる子
③ 「ありがとう」の感謝の心
④ 「ごめんなさい」という素直な心
⑤ 他人に対するおもいやりのある心
の育成を目指しています。
園の方針
生活する上で最も基本となる衛生管理を徹底し、楽しく穏やかな生活環境を作り、リトル保育園ならではの家庭的な雰囲気の中でお子様を見守ります。
また、保護者の思いをくみ取りながら、家庭と一体となって子どもの健全な心身の発達を目指します。
リトル保育園では、「食育・体育・知育」を軸にした人間形成の基礎作りを基本理念とし、特にものごとをぐんぐん吸収する大切な乳幼児期に、五感を刺激する様々な体験によって子どもたちの内面を育み、お子様の感性を豊かにすると共に、大人に向けての人間形成の基礎作りを目指し、ご家庭とは異なる保育園だからこそできる教育を実践して参ります。保育園での生活により、集団の楽しさやチームワーク、協調性、小さな社会で年相応に社会生活のルールを自然と学び、身につけていけるように導いていきたいと考えています。
リトル保育園は、様々な活動の中で異年齢を交える場面も多く設けています。その中では、小さな子は年上の活動を見てあこがれの気持ちを抱いたり、大きな子は年下に対する思いやりの心が生まれたりと、保育園という集団生活の中で友達と一緒に過ごすことから得られる経験が自然に子どもたちの心の成長につながっていることを感じることができます。
リトル保育園では、家庭の延長としてお子様を大切にお預かりし、子どもたちが生き生きと園生活を楽しめるのびやかな環境と雰囲気の中で保育を提供し、園で過ごす長い一日が有意義なものとなるように、日々、創意工夫しながら保育に取り組んでいます。
食育
バランスのよい食生活により、しっかりとした身体をつくることを目標としています。
給食は、管理栄養士監修のもと、子どもたちの発達と栄養バランスを考え、自園調理をしています。
食の大切さを知るとともに、食に対する興味・関心を持たせるため、七草粥や恵方巻など季節の行事にちなんだ食事を提供したり、野菜の栽培や収穫などの旬の食材に触れながら自分たちで調理をする機会を設けるなどしています。それぞれの年齢に応じた、食と関わる体験を楽しめるよう工夫をしています。
また、楽しい雰囲気の中で、給食を美味しく食べる時間も大切にしています。お友達と食事を共にすることで、人と同じ時間を共有する楽しさや大切さ、協調性も学びます。
さらに、「いただきます」「ごちそうさま」などの挨拶や食事の際の基本的なマナー、卒園までにはお箸の持ち方も学び、健康な身体を作り上げるだけでなく、生きていく上で必要な知識を身につけます。
新しい取り組みとして、年に数回ヴィーガン給食を提供します。ヴィーガンとは、肉や魚をはじめ乳製品など動物性食品を使わない地球に優しい食事、またはそのライフスタイルのことです。アレルギーや宗教上の問題、食習慣の違いがあっても、すべての園児が同じ食卓を囲み、同じものを食することを目的としたものです。
体育
体を動かし鍛えることで、生きる力の基礎となる精神・基礎体力・運動能力を身につけることを目標としています。
乳幼児期は、脳や神経系、体が著しく発達する時期であり、運動機能が急速に発達し、多様な動きを身につけやすい時期です。
子どもたちの体を育てていく遊び(体育あそび)として、楽しい!気持ちいい!という感情をたくさん引き出せるような活動を取り入れています。
友達と一緒に夢中になって動くことを楽しみ、難しい動きも段階を踏んで少しずつできるようになることで、子どもたちは課題の克服や達成、友達との共感や競争、自己表現といったことを体感し、実現していきます。
リトル保育園では、園内外での遊びや運動のほか、外部の専門講師による体操や剣道の指導も定期的に行っています。
また、運動会に向けた練習の中で、体力の向上はもちろん、体を動かすことの楽しさやチームワーク、集中力を学びます。
知育
日々の生活の中での様々な体験や経験を通して、子どもたちの可能性を広げることを目標としています。
毎日の朝の会では、専門家によるリトミックや外国語の指導、知育カードやリズム遊びなどの右脳のトレーニングをおこなっています。百人一首やことわざ、剣道などの日本の伝統文化に触れる機会も取り入れています。
また、心を豊かに育む音楽を通しての情操教育には特に力を入れており、歌やピアニカ、琴などの楽器の演奏も学びます。発表会では、これらの日々の成果のほか、お遊戯やミュージカル・演劇なども披露します。舞台に立つ機会を設けることで、目標を持って取り組むことができます。感覚や体力、集中力、協調性を高め、みんなが一丸となって練習をし、終演後には達成感を味わえる、リトル保育園で一番大きな行事です。保護者の皆様は、お子様の成長にきっと驚かされることでしょう。
特に、「知育」に関する取組みは、お子様をリトル保育園にお預けいただく付加価値と考えています。ただお預かりするだけではなく、園生活での経験一つ一つが小さな興味となり、それがお子様の将来に繋がればという想いです。

沿革
昭和43年9月 | リトル保育園(現さいたま市認定ナーサリールームリトル保育園大宮西口)開園 |
昭和56年4月 | リトル学童ルーム 開所 |
昭和60年4月 | リトル音楽院 開院 |
平成 5年4月 | リトル幼児教室 開講 |
平成 9年7月 | ニューリトル保育園 開園 |
平成15年7月 | リトル保育園大宮西口 さいたま市認定ナーサリールーム認定取得 |
平成17年4月 | ニューリトル保育園 さいたま市認定家庭保育室認定取得 |
平成18年9月 | リトル保育園宮町 開園 |
平成20年12月 | リトル保育園西区 開園 |
平成21年9月 | リトル保育園宮町 さいたま市認定ナーサリールーム認定取得 |
平成22年1月 | 幼児教室リトルポプラ会(旧リトル幼児教室)開会 |
平成23年3月 | 株式会社リトル学園 設立 |
平成23年4月 | リトル保育園西区 さいたま市認定家庭保育室認定取得 |
平成24年7月 | リトル保育園川口 開園 |
平成26年4月 | リトル保育園西区 さいたま市認定ナーサリールーム認定取得 |
平成27年4月 | リトル保育園川口 特定教育・保育施設認可取得 |
平成27年9月 | 社会福祉法人 藤照会 設立 |
平成28年4月 | リトル花保育園 開園 |
平成28年4月 | リトルやまゆり保育園(旧ニューリトル保育園)開園 |
平成31年4月 | Coffreビル 竣工 |
平成31年4月 | リトル花学童クラブ 開所 |
平成31年4月 | 桐朋学園大学音楽学部附属 子供のための音楽教室 大宮教室 運営開始 |
令和4年4月 | リトル百音保育園(旧リトル保育園西区) 開園 |
令和4年4月 | 「リトル保育園川口」から「リトル宙(そら)保育園」へ改称 |